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November 12, 2006
ジョアン・ジルベルト感動
来年から始まる新しいプロジェクトの
準備やらプリプロやらで何かと忙しい中、
超リスペクトの、憧れのアーティスト
ジョアン・ジルベルトのLIVEに言ってきた。
今回は初日と最終日の2回、累計5回目の生ジョアン。
何度足を運んでも本当に毎回新鮮で
まったく飽きることがない。
スゴすぎる。
今年75歳の伝説の(本当に伝説の)アーティストを
生で体感できるのは毎回「これが最後かも」っていう覚悟で、
よって毎回超感動なのです。
本当に生ギターと歌だけ。
本当にシンプル。
ほとんどピアニッシモ。
なのにあのダイナミクス、グルーヴ、密度、といったら
もう信じられないほどスゴイ。
「コンバンワ」とほんの一言、日本語の挨拶さえも
なんか音楽、ボサしている。
ホントにスゴイ。
メチャクチャ難しい人、というか奇人らしい。
(俺はそういう人の方が好きだし信用できるんだけど)
平気で本番すっぽかしたり、24時間遅刻(!)したり、
引きこもったり、流浪の旅に出てしまったり、らしい。
でも本人にはもっともな理由と意味がいつもあるんだろう。
なんか俺、よくわかるな・・・。
そんな人が2003年の初来日以降、
本当に日本が気に入ってしまったみたいで
何度も来日してくれている。
本当にありがたい。
(どうやら本気で日本に住みたい!とまで言ってるらしい)
LIVEでも殆どの客はジョアンの予想不可能なお人柄を
よーくわかっているらしく(他の国だとどうだか知らんけど)
開演1時間以上押してもぜんぜん平気。
それでも会場に来てくれるだけで、ありがたい!って感じ。
むしろそういう状況を楽しんでるかも。
場内のアナウンスで随時状況を報告してくれるのも
ありがたいし、笑える。
開演時間のアナウンスは
「アーティストがまだ会場に到着しておりません・・・」
30分すぎた頃のアナウンスは
「只今アーティストがホテルを出発致しました。」
場内拍手喝采&笑い。この時点で幸せ。
1時間くらいすぎた頃
「只今アーティストが会場に到着いたしました。」
場内大興奮。
ホントにスゴイ。
そんな感じなんで、今回初日、開演時間から1時間半すぎた頃に
ステージ下手からガット片手にジョアンが登場した時は
本当にありがたい!、お帰りなさい!って感覚でした。
ちょっと足が悪くなったっぽく見えて、心配だったけど、
いきなり歌い出したらあのジョアン!感動でした。
ほとんどピアニッシモなので会場中が本当に
ささやく歌声とギターに超集中している。
サンバ、ボサ。灼熱のブラジル音楽。
なんだけど本当にイイ意味でクラシックのコンサートのような
緊張感とアートな空間。
至福の芸術の域。
静寂の中で、内側から灼熱の爆発が沸き起こり続ける感覚。
この音楽は生まれてから約半世紀すぎた今でもなお
新しいんだ・・・と実感。
ボサノバの生みの親、ジョアン・ジルベルトは
人生を懸けてこの音楽を育て、磨き、追求している。
その生き様に心から感動するとしかいいようがない。
俺はこの音楽、ブラジル音楽、ボサノバを
一生かけて愛していきたい。尊敬の念を込めて。
そして来年。
アントニオ・カルロス・ジョビン生誕80周年。
またまた燃えるぜー!
す♨
Posted by SUGIZO : November 12, 2006 11:55 PM


